■エフネス、米でガイド紹介、日本人旅行者向けに。 国際航空券を中小の旅行会社に卸販売しているエフネス(東京・千代田区、岡田直樹社長)は米国に子会社を設立、米国を訪れる富裕層の日本人旅行者に観光ガイドを紹介するサービスを始めた。経営者やビジネスパーソンには通訳や弁護士を紹介する。旅行先できめ細かなサービスを求める旅行者が富裕層の間で増えていることに対応、航空券の販売増につなげる。 新会社の社名は「Rikisha(リキシャ)」。ロサンゼルス市内に本社を置き、岡田氏が社長を兼任する。資本金は三十万ドルでエフネスの米国現地法人が全額出資した。紹介一件につき数十万円単位の手数料を受け取る。営業地域は米西海岸の主要都市。数年以内に全米の主要都市に広げる。米国の旅行会社に航空券を卸販売する事業も手掛け、二〇一〇年十二月期に売上高五千万ドルの達成を目指す。 「中高年の富裕層を中心に海外旅行先で至れり尽くせりのサービスを受けたいとの要望が増えている」(岡田社長)。観光名所に関する知識だけではなく、言葉遣いや身なりにも気を使うことができる観光ガイドへの潜在需要は大きいと判断した。新サービスの提供によって卸販売先の中小旅行会社を営業面から支援する狙いもある。 エフネスは一九九〇年の設立で、〇五年十二月期の売上高は約二百三十七億円。